090514 皇海山

 かなり前からここへ登ろうとは思っていたのだが、名にし負う悪路と聞く栗原川林道に恐れをなして、相当長きの間行きそびれていた皇海山に、ついに登る日がきた。前回二子山へ一緒に登ったTさんが快く運転を引き受けてくれたからである。
 早朝3時半に私のマンション前に集合出発した。メンバーは近所に住むN氏と3人だ。

 今回の山行に関して一番気になったのが、栗原川林道の状況と、どのようにしてその林道に入るか・・・であった。そのため先ず事前調査で利根町振興局に電話で問い合わせると、「追貝側からなら通行できます」と言うことだった。 それと とねしん を目標にすると良い事もわかっていた。
 沼田ICから120号線で吹き割りの滝の手前の信号まで行きそこを右折、右側に利根振興局を見ていくと、目標とする とねしん が有った。 この脇を入っていく。 後は案内標識が完備しているので、標識どおり行って迷う様な所はなかった。 後から登ってきた人が林道の入り口がわからず苦労した話をしていたが、 今後この道を利用する場合でカーナビがあれば「
利根郡信用金庫追貝支店」を目的地に設定するのがベストでしょう。
 林道に入ってからも数箇所の分岐があるが、良く見ればちゃんとした標識が有るので、間違うことはなさそうです。林道に入ってから約30分ほどで、素彫りのトンネルに着きました。

 素彫りのトンネルはそんなに狭くはなくて車1台は楽〜に通れます。

6:22

登山口駐車場

6:24

トイレ兼登山届記入所

 皇海橋の登山口駐車場に着いたのは林道に入って約1時間後でした。大体20kmぐらいの走行だったと思います。
 やはり想像していた通りかなりの悪路で、いたるところに落石の跡があり、怖い思いはしたものの特にこれといったトラブルもなく無事について何よりでした。ここには立派なトイレがあり登山届け記入所を兼ねています。
 届けを記入して身支度を整え登り始めたのは6:30ごろでした。

 後で家に帰ってからカシミール3Dで見るとこの地点の標高は1351mを示していました。

断面図へ

 登山道に入ると道はまもなく沢沿いを歩くようになり、右へ左へと何回となく渡り返していく。最初は緩やかで徐々に急な登りになって、木の根につかまりながらの急登で高度を稼いでいく。どうも寒いと思ったらツララが下がっている、寒いわけだ。上部には雪渓も見られるようになった。ほとんどが沢に沿った道で、まるで沢登りのようだ。

つららだぁ〜!

7:50

雪渓が有った。

8:58

木の根につかまって!

雪渓と熊笹の道を行く

8:25

9:10

山頂

 沢沿いの道は木々に目印のテープがうるさいくらいに巻きつけられているので、先ず間違うことはない。やがてヒョッコリと展望の開けたところに出た
 稜線のコル(不動沢のコル)だ。
 前方には鋸山の偉容がすさまじい。
写真クリックでワイド写真。
 
しばし休憩をしてその姿を心ゆくまで眺めることにした。
 休憩や写真を取り合ったりして、そのうち寒くなってきたので山頂に向かうことに・・・。これからは快適な稜線歩きなので、苦しくてもそれが楽しみに変わる。シラビソやダケカンバなどの原生林を行く。
 足元には熊笹や雪渓が広がっている。
 急な尾根道をガンバって登っていくと、鋸山が良く見える所があったので、休憩して写真をパチリ。先ほどの鋸山とは少しだけだが違うイメージに見えた。

 急な尾根道を登っていくと後ろから熊ヨケの鈴の音とともに、一人の男性がまるで風のように追い抜いていった。山頂についてから話を聞くと7:30に登山口を出たという。我々は6:30スタートで9:10に着いたので2:40ほどかかっている。彼は9:00には着いているので、1:30で登った計算だ。
 私たちから見ると彼氏はまるでスーパーマンに見えたが、おかげで山頂でその人にお願いして3人一緒の記念写真を撮ることができた.

 記念撮影後周囲の展望を愉しみながら前回の二子山同様、Tさんが持参したコンロで、コーンスープとお茶を沸かしてくれて、それをみんなで戴いた。
 周囲の展望は残念ながら木々の合間からなので、絶景とは言いがたいがそれでも日光白根山や谷川岳方面を眺めることが出来た。
 山頂からの眺め
写真クリックでワイド写真

 山頂でゆっくりと休憩後ちょうど10:00きっかりに下山を開始した。 下山路は往路を忠実に戻り、皇海橋の駐車場から悪路を再び車内の人になった。そして帰り道の老神温泉に寄り込み「華亭」という日帰り温泉で汗を流して帰路に着いた。

不動沢のコルから鋸山を望む

8:08

9:42

山頂からの眺め

「華亭」の露天風呂」      13:50

日帰り温泉「華亭」の佇まい   13:01

 今日は久しぶりの百名山であったが、山頂からの展望は期待したほどではなかった。しかし途中の鋸山の眺めはやはり素晴らしい物があったし、原生林の美しさも見事で百名山だけのことはあると思った。

 
稜線のコルから鋸山までの歩程が40分ほどである事を考えれば寄り道しても良かったような気もするが、今回はそこまで考慮してなかったので、次回にその楽しみを残したい。

 今日のまとめ
川越発3:30−関越自動車道沼田IC−国道120号線吹割りの滝付近ー栗原川林道ー皇海橋駐車場6:20着
駐車場発6:30−稜線のコル8:08−山頂9:10〜10:00ー稜線のコル10:25−駐車場11:30
老神温泉「華亭」13:01〜14:00−川越着16:40   総行動時間は5:00でした。


 それから今回寄り道した老神温泉の 湯元「華亭」は料金850円で掛け流しの湯でした。

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090514 皇海山ルート図

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